
毎朝食べてもらってる羽釜炊きご飯
何となく羽釜のスタイルってこれですよね
色々お客様から
羽釜炊きに関して
質問を受けます
「なんで蓋って木なん?」
「米は何回研ぐの」
「何分で炊けるん?」
「水加減どうしたんの」などなど
本日はふたについてのうんちくを
羽釜の蓋は木製
炊き上がりの余分な水分を
吸収してくれる役目を担っています
炊き上がるまでは
出来るだけ蒸気が逃げない様に
チョット重たい蓋で密閉し内部の
圧力を上げていきます
よくある圧力釜の様な状態にします
炊き上がると蓋を変えて
炊き上がりの水分の調整をします
鉄の蓋のままだと
中の水分が蓋と相まって水滴になり
そのままにしておくと
べちゃべちゃのご飯になってしまいます
木蓋を変え
お客さんのお部屋に
持って行った頃には
ちょうど食べるごろなってます
十分蓋が水分を吸ってくれて
ピカピカのご飯になっています
材質は
「スプルス材」
絹目の美しい光沢をもち無味無臭で
軽軟で、弾力性があり、
乾燥・加工がしやすく、
表面の仕上も良好な材質です
とありますが
実際使う
すぐカラカラに乾燥し
すぐに水を吸収する優れものです
なんとなく
羽釜には木蓋はつきものと
考えがちですが
その裏には
理にかなった道具が
昔より使われているのです
ではまた
羽釜飯炊きや
飯炊きのお役立ち情報
お伝えします
ではまた明日
Profile
1966年10月生まれ
京都府京丹後市在住。
久美浜高校、大阪経済大学経済学部部卒業後
1990年(株)キタガワに就職。
アウトドアショップでアウトドアグッズ販売員として勤務。
1997年退職
1998年からホンダカーディーラーで営業マンとして勤務。
2000年に本社からの辞令があり3営業所のプレイングマネージャーに。
2002年社長の経営方針から逸脱する仕事ぶりが不評となりその年退社。
2003年からアルバイトをしながら 家業の「民宿かず子」の主に HPやDM、プラン作成などを担当する
2005年家業に専念
2007年女将より家業を正式に引き継ぎ2代目主人となり今に至る